豆知識

2008年11月26日 (水)

血糖値測定器の特徴とポイント

血糖値測定器はいくつかのメーカーで製造されており、それぞれ機能に特徴があることがわかったと思います。
では、毎日利用する血糖値測定器を選ぶポイントはどこに置けばよいのかを考えてみましょう。

それぞれの製造メーカーの機種の特徴にも挙げたように、血糖値測定器には、それぞれポイントを抑えた機能があります。
まず、「痛み」についてです。
毎回、多少なりとも採血しなければなりませんから、体に針を刺すことになります。
大した痛みでないなら・・・と判断するか、少しでも痛みの少ないものが良いと判断するかが選択のポイントになります。

次に「表示」についてです。
血糖値測定器で得た結果は、原因の追究や、今後の治療について大きな影響を与えますから、しっかりと数値を把握しなければなりません。
測定結果が見にくければ、数字を見間違えたりしてしまうこともあります。
もしご自分が視力が弱かったり小さな字が見えにくかったりする方は、表示の見やすい物を選ぶところにポイントをおきましょう。

次は、「記憶」についてです。
前述の通り、測定結果は、主治医に見せて今後の治療についての診断材料として使われます。
そのため、毎回の記録を残すことが必要です。
結果を記述するのは面倒だ・・・という方には、なるべく多くの記憶容量を持つ物を選ぶことがポイントになります。

この他にも、測定器本体の大きさや重さ、測定する部位について、チップは使いやすいか、消耗品にかかるコストはどうか・・・などが、測定器選びのポイントとなります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月25日 (火)

穿刺針

痛みの少ない血糖値測定器の選び方のポイントとして、針の太さは痛みには関係の無いことを述べました。
とはいえ、やはり血糖値測定器の初心者にとっては、自分で自分の体に針を刺す行為というのは恐怖心も伴うものです。
いきなり太い針を刺すのは抵抗があるものです。
慣れるまではなるべく細いタイプのものを選ぶと良いかもしれません。

「穿刺針」は、数字が大きいほど針の太さが細くなっています。
30G(ゲージ)よりも28G(ゲージ)の方が太いといった具合です。
本体の機種によっても、適応されている太さは違ってくるようです。
本体を購入する時に、初回はセットとして販売されている所が多いですが、消耗品ですので、次回からは穿刺針だけの購入ということも有り得るので、きちんと確認しておく必要があります。

では、何故針の太さに違いがあるのでしょうか?
それは、測定する部位や個人によって、皮膚の厚みに違いがあるからです。
針の太さに迷う時は、測定したい部位や、自分の皮膚の厚みを考えながら選ぶと良いかもしれません。

いうまでもありませんが、穿刺針は使い捨てです。
血液には、病原微生物が存在しますから、それが付着している穿刺針を使いまわすということはとても危険な行為です。
よって、一度使った穿刺針は、正しい方法で廃棄する必要があります。
ということで、穿刺針は毎回新しいものを使わなければならない「消耗品」であるため、もちろんコストもかかります。
血糖値測定器で自己測定を継続するには、消耗品のコストもかかることを覚えておきましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

消耗品のコスト

ご存知の通り、血糖値測定器は本体だけでは測定には至りません。
血糖値測定器の使い方の流れとしては、穿刺針を使い出血させ、その血液をチップ(センサー)に付着させ、本体で数値を測定させるといった感じになります。
前回、穿刺針の説明をした時に、穿刺針は使い捨てであるため、消耗品としてのコストがかかることを述べました。

では、血液を付着させる「チップ」はどうなのでしょうか?
実は、これも消耗品です。
ですから、血糖値測定器で自己測定をする場合には、本体に合った、穿刺針とチップの二つの消耗品が必要になるということになります。
となると、継続して行わなければならない血糖値測定には、それなりのコストがかかるということになります。

しかも、測定になれるまではそれなりに手間がかかってしまいます。
血液は、空気に触れるとすぐに凝固が始まってしまいます。
もちろん、正確な血糖値を測るには、固まった血液では行えませんから、手早い作業が必要になります。

しかし、焦るばかりに血液の量が少なくなってしまい、上手く測定できないこともあります。
二度付けは禁物ですから、新しいチップを用意しなくてはなりません。
それに、開封してから時間が経ってしまったチップを使うと、湿気を含んだせいで、実際よりも低い値が出てしまいます。
それでは測定した意味がありませんから、開封して時間の経ったチップを使うことも禁物です。

操作に慣れるまでは消耗品の量も多く必要となってしまうことが考えられます。
コストに拘るのであれば、消耗品のコストの安く済む機種を選ぶと良いかもしれません。
そんな方にはバイエルメディカル製の「アセンシアプリオ」がオススメです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月24日 (月)

血糖値測定器と「高度医療器具販売業」

血糖値測定器には様々な種類があり、それぞれの特徴を知った上で、自分に最適な物を選ぶのが良いことはわかりました。
では、実際に血糖値測定器を購入するには、どこに行ったら良いのでしょうか?
数年前までは、何処の薬局にも普通に並んでいるのを見かけましたが、今では、取り扱いのある薬局と無い薬局があるのです。
売り上げに関係して、置く店と置かない店があるのでしょうか?
理由は売り上げに関係するばかりではありません。

平成17年4月から、血糖値測定器は、「高度医療器具」として認定されました。
「高度医療器具」を販売するには、「高度医療器具販売業」の資格が無いと取り扱うことができないのです。
この資格を取得するための基準はとても厳しいのです。
それに、資格許可を申請する手続きにかかる料金もとても高額です。
そのため、資格取得と売り上げを考えたら、敬遠する薬局も多く、取扱店を見つけるのはなかなか困難でもあるというのが現況です。

ただし、これは血糖値測定器本体の販売のことであって、測定器に必要な消耗品の販売については資格は必要ありません。
なので、消耗品はどこの薬局でも販売することはできるため、購入するのに苦労はしません。

しかし、今や時代はインターネットです。
あくせく町中の薬局を訪ね歩かなくても、パソコンで検索すれば、通信販売で血糖値測定器を購入することができます。
写真付きで、商品説明も詳しくされていますので、いろいろ見比べて検討することもできます。
消耗品なども購入できるので、一度パソコンのサイトを覗いて見ると良い情報を得ることができるかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

健康保険と血糖値測定器

血糖値測定器での自己測定をおすすめするのは、血糖コントロールが必要な人全てに言えることです。
糖尿病と言っても、境界型の人も居れば、食事療法でコントロール出来る人、経口剤やインシュリンなどの薬物の投与が必要な人まで様々です。
それら全ての患者さんにとって、血糖自己測定は有効であると言っても過言ではありません。

しかし、その中でも特に、1型、2型に関わらずインシュリン療法をしている人、妊娠中やこれから妊娠したいと思う糖尿病の方、いわゆるシックデイと言われる糖尿病の人が風邪をひいたり、体調を崩してしまった時などに、血糖値測定器による自己測定はとても重要性を持ちます。
特に有効性のある人には是非血糖値測定器による自己測定をお薦めするのですが、やはりこれにはコストがかかってしまいます。
本体は1万円~1万5千円はしますし、針やセンサー(チップ)は使い捨てのため、無くなったら購入を繰り返さなければなりません。

ただし、血糖値測定器に健康保険が適用される場合があります。
それは、インシュリン療法をされている方です。
主治医の指導の元、指定された1日の測定回数に必要な穿刺針の本数、センサー(チップ)の枚数について、保険が適応されます。
もちろん、血糖値測定器本体や穿刺器具も適応の対象になるので、コスト的な負担は少なくて自己測定ができます。

また、インシュリン療法をしていない方であっても、年に一度保健が適用される場合があります。
詳しいことは、主治医と相談する必要があります。

消耗品の購入にかかった費用については、確定申告の「医療費控除」の対象になることも覚えておきましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

使い捨ての消耗品

血糖値測定器は本体だけでは、測定することはできません。
本体以外に必要な針やセンサー(チップ)は使い捨てですから、その都度交換しなければなりません。
では、使い終えた針やセンサー(チップ)の処理はどの様に行えば良いのでしょうか?

血液の付着した針やセンサー(チップ)は、取り扱いを間違えると、血液中の微生物を病原体として別の人に感染させてしまう恐れがあります。
そのため、血糖値測定器で使用した針やセンサー(チップ)は、「感染性廃棄物」として処理する必要があります。
一般ゴミと混ざらないように、使用後はきちんと保管専用の容器に入れて、小さな子供の手が届かない場所に、別の人が誤って開けたりしないようにわかりやすい形で置くようにしましょう。

血糖値測定器による自己管理をしている人のほとんどは、定期的に病院に通われている方だと思います。
病院の主治医の指導の元、血糖値測定器を利用している人も多いことでしょうから、病院に足を運ぶ機会は定期的にあるはずです。
病院に行く際に、使用済みの針やセンサーを持ち込めば、病院で処理をしてくれますので、持ち込みましょう。

また、通信販売で消耗品を購入する際に、一回の注文で一個、処理用の専用容器を無料で提供してくれるところもあります。
その容器がいっぱいになってしまったら、購入したお店宛に郵送すれば処理をしてくれるというサービスを行っているお店もあります。
そのようなサービスを利用して、使用済みのものの処理はきちんと行いましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

血糖値測定器の開発

血糖値測定器は、現在、体に針を刺して、採血したものを測定するといった形の装置が使われています。
しかし、当然ながら、採血にあたっては、多少なりとも痛みが伴います。
従来のその方式から進化した形のものが開発されているのは確かです。
近い将来には、別の方式で測定する機能をもった血糖値測定器が現れてくることでしょう。

まだ実用化はされていませんが、指を乗せるだけで血糖値が測定できる装置も考えられています。
日立が開発しているものですが、特殊なセンサーにより、熱エネルギー、酸素供給量、血流量など生理学を元に血糖値を算出する機能を持つと言われています。
これが上手く実用化されれば、指を置くだけで、痛みも手間も無く血糖値が測定できてしまうのです。
それに、本体以外に必要となる物がありませんから、備品の取り替えや備品のコストもかからずして、測定を継続できます。
現在の血糖値測定器の煩わしさを一掃してくれる機能が満載ですから、早く実用化されるのを望まれる方も多いかもしれません。

また、それ以外にも、東芝とシスメックが開発しているのは、組織液による測定を行う装置です。
採血するのと違って、組織液を抽出するのには、針を刺す必要がありません。
したがって、痛みもほとんどなく血糖値を測定器することができると言われています。

このように、血糖値測定器も新たな技術の開発が進み、より痛みが少ないもの、手間のかからないものへと進化しているのは確かなようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月22日 (土)

レンタル血糖値測定器

血糖値測定器を利用した自己管理は、治療を行う上で、とても有効的なものであることは理解されている方も多いと思います。
しかし、やはり病院で人に採血してもらって測定して・・・というのに比べ、家で自分で測定する・・・というのは不安もあります。
しかも、それなりにコストがかかってしまうのは避けられませんし、購入してしまったけれど、何だか使い勝手が自分に合わず使いにくい・・・・となると、継続して測定するのが困難に思えてしまいます。

そこで提案するのが、血糖値測定器のレンタルです。
携帯電話会社である「ソフトバンク」が運営している「ライフキャリア」で、血糖値測定器をレンタルできます。
もちろん、レンタルだけのサービスではなく、血糖値を総合的に管理してくれるサービスの一つとして、血糖値測定器のレンタルがあるのです。

基本サービスは、計測データの管理と、専門家による健康相談です。
それに、測定器のレンタルを加えても、月々3,000円程でできます。

サービスの流れとしては、レンタルした測定器で血糖値を測り、その結果を送信します。
データ管理システムが、送信されてきた結果を全て管理してくれていますから、集計された結果を元に改善に向けたアドバイスを受けたり、そのデータを元に自分で不安に思える部分があったら専門家に相談したりすることができます。
自分ひとりでは不安な部分をカバーしてくれるサービスが付いているのは、とても心強く、測定の継続に繋がります。
このようなサービスを利用してみても良いかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)